【理学療法士・作業療法士が独立・起業・開業・セミナー実施するためのマインドは?】
おじさん作業療法士です。
おじさん作業療法士は、先日、同僚と飛行機に乗って九州から大都会東京まで勉強会に行ってきました。
もうちょっと月日を待てば九州でも同じ勉強会が開催されるのですが、
「ちょっと待ってられない、早く勉強したいね」と同僚と話し、勉強会申し込み、航空チケット、ホテル、を抑え勉強してきました。
勉強会に行くと毎回思うのですが、他のセラピストが「凄く頭良さそう」「賢そう」「この人できそう」と思ってしまいますね。
自分に自信がないからでしょうか。
「自信」繋がりで、東京にいる間に「地震」に2回遭遇しました。
1回目は夜中に震度2ぐらい、2回目は20時ぐらいに震度4。
前回、東京へ勉強会に行った時も地震にあいました。電車が止まって、帰りの飛行機にギリギリで空港内をダッシュしたのを覚えています。
地震、怖いですね。九州はあまり地震が来ません。
さて、前置きが長くなりましたが、前回も似たような記事を書いたのですが、もう少しだけ書きたいので、書かせてください。
少し被る点もあると思いますが、ご愛嬌で・・・。
セラピストが負け組になる時代が来る!
国家資格を取って、勉強会にも行って、リハビリなんて楽勝なんて思っている、理学療法士・作業療法士の方々がいると思います。
おじさん作業療法士.comをご覧いただいている方々にはいらっしゃらないことを願います。
おじさん作業療法士は、給料以外で稼ぐ方法を必死で探していると前回の記事で書きました。
ここから先、少し注意深く読んでみてください。
学生さんは、先見の目を持って見てください。
セラピストって悩みだらけです。
- 病院内や会社内でイマイチ活躍できてない自分がいる
- これから先のリハビリの世界がどうなるか不安でしょうがない
- どう動いていいか分からない
- このリハビリって患者さんにとって幸せなのかな?
- いっぱいセラピストがいるけど、自分の武器って何かな?
- 収入を増やしたいけど、方法が分からない
- 自分の理学療法・作業療法に自信がない
少しでも当てはまる方、続きをご覧ください。
全く当てはまらない方、そのままスルーでも良し、興味があれば見てって下さい!
理学療法士・作業療法士の資格で、ご飯が食べられる時代は終焉を迎えました。
- 患者さんの幸せを心から願い、患者さんが満足出来るためにと考え働く。
- プライベートを削り、時間とお金を投げ打って、勉強して成長したい・・・。
- 地域に貢献出来るセラピストになりたい・・・。
そうなんです。皆さん、とても素晴らしく真っすぐに医療人としてふさわしい想いを持って学校へ進学し、就職する方々ばかりです。
おじさん作業療法士、この気持ちはいまでも続いています。
皆さんもそんな気持ちで、この医療職に就いたと思います。
質問です。
「あなたの給料は、今現在から、今後30年間一切上がりません。むしろ、給料が下がるかもしれません。あなたの今後待遇を良くするという保証はしません。あなたのことをクビにしないという保証は、一切ありません。それでも、文句言わないで働いて下さい。替えはいくらでもいます。」
皆さんは、今の職場からこの通達を受けた後でも、その「役に立ちたい」という聖職者のような素晴らしい考え方を保ち続けることが出来ますか?
恐らく半分以上のセラピストが、NOだと思います。
おじさん作業療法士も、この通達をされたらもうお手上げです。
「NO」と考えた皆さん、上述した素晴らしい想いは一時的なものであり、勢いであり、周りが見えていなかったということです。
本当に心の底から思っていましたか?
本当は、こう思っているはずです。
- 「高収入を得て仕事をしたい」
- 「自分が活躍して、周りの人から感謝されたい」
- 「スゴいと思われたい。」
- 「経済的にも精神的にも、安定したい」
違いますか?患者さんの幸せよりも、まず自分自身の幸せを考える。
皆さん、それでいいんです。
だって私達には、自分がいて、家族がいて、恋人がいて、友人がいて、生活があるのです。
あなたが正直に思うこと、それが正解です。
おじさん作業療法士は仕事のための人生なんてつまらないと思っています。
家族と生活するため、遊ぶために仕事をしています。
勉強会なんて、体の弱い妻を楽にしたいと思っているのも参加の理由の一つです。
では皆さん、今の状況を考えてみて下さい?
- 漠然とやりたいこともなく、休日はセミナーで勉強会
- 毎日の臨床と業務に追われ、経験年数だけが過ぎていく
- 将来、開業したい!活躍したい!と思っていてもイマイチやりたいことへ向けて行動出来ていない。
- 給料や待遇に不満を抱きつつ、自分をどこか無理矢理納得させている
あなたがセラピストとしての人生に、不安を持っているのなら・・・。
あなたの5年後、10年後笑って幸せに仕事をしていると想像出来ないのなら・・・。
この先のページを読み飛ばさずに、集中して読み進めて下さい。
あなたのセラピスト人生、このままですか?
- 療法士の「国家資格」さえ取れば・・・
- 療法士にさえなれれば・・・
- 人生は安泰だ・・・。
そう思って、この職業を目指した人。
どうでしょう?現状は?
実際に国家資格を取って臨床に出たら、そんな甘い世界ではないことを知ったと思います。
それが、そのままだと今後ますます苦しくなっていきます。
給与の推移をご紹介します。
過去10年間の理学療法士の全国平均年収の推移です。※ 平成24年厚生労働省「賃金構造基本統計調査」により。
平成13年の理学療法士の平均年収 428万円
平成24年の理学療法士の平均年収 394万円
明らかに下がってきています。作業療法士も同様な傾向が続いています。
先日、東京で参加してきた勉強会の中で、講師の先生がおっしゃっていました。
「理学療法士が始まった当初、年収はいくらだったと思う?」
「2000万だぞ」
「お前ら、どんどん後輩が増えてくるぞ、生き残れるか?」
「知恵を絞れ、汗をかけ」
身長も高く、低い声で迫力のある言葉にどっしりとした重みがありました。
そう「2000万」から「394万」です。半分以下・・・。
毎年、理学療法士・作業療法士が約20000人ずつ増え続け、飽和時代に突入し、診療報酬の改定もありますが、
量産されるセラピストは値崩れを起こしているのです。
政府の医療に対しての方向性を知っていますか?
私達の住む日本、「日本政府」の考え方を知っていますか?
日本政府が打ち出している平成25年度以降の健康政策「健康日本21(第2次)の基本的な方向性」をご存知でしょうか?
簡単にいうと、
- 医療費を削減したい(適正化)
- 少子高齢化の中、医療介護の負担増のため、健康な人を増やしたい
国を挙げて、健康・予防に力を入れる(そっちにお金をかけていく)という方向へ進んでいるということです。
ということは、診療報酬見直し、平均在院日数削減など、医療費はスマート化へと進んでいて、
つまり、セラピストの給料もどんどん見直されているということになります。
病院も潰れますよ。
患者のニーズって考えたことあります?
評価する時に情報収集しますよね?
皆さん、何か買い物する時、ネットですぐ口コミ・評判って検索しませんか?
そうなんです。
患者も病院や医師を選ぶ時代になってきているのです。
口コミが悪かったら、躊躇しますよね?買いませんよね?
「医療」「医者」という名に胡坐をかいていると、患者は来てくれなません。
病院は究極のサービス業だと思っています。
サービスの質が悪ければ、顧客満足度は得られません。
良い口コミ・評判はありません。悪い口コミだらけです。
皆さん、自分の病院・施設・治療院などをインターネットで検索したことあります?
「○○病院 評判」or「○○病院 口コミ」、「○○病院 事件」「○○病院 噂」
などのキーワードで検索してみてください。
悲しくなる時がありますよ。
学生の皆さん、就職先を選ぶ時は上記で検索してみるのもいいかもしれません。
経営者の立場になって考えてみよう!
あなたは経営者です。
病院経営が苦しい状況です。リストラを行うことが決まりました。まずはリハビリテーション科から・・・
- 経験年数の長いベテラン作業療法士…あまり腕はないが経験はある。年収550万
- 新卒3年目の新人理学療法士…伸び盛り、年収350万
あなたはどちらをリストラ対象にしますか?
診療報酬の中で仕事を行うリハビリの世界、稼げるコストはベテランも新人も同じです。
もうおわかりですね。ベテラン理学療法士がリストラ対象になるわけです。
さぁ、起業だ!セミナー開催だ!変化に気付け!…ん!?
今、セラピストがどんどん病院の外に目を向けいき、給料の他に稼ぎを作りたいと必死になっています。
- 開業して、自分の治療院を持ちたい
- 介護事業をして地域に貢献したい
- スポーツトレーナーとして、活躍したい
- セミナー講師として、活躍したい
素晴らしいですよね、この行動力。おじさん作業療法士はまだまだ行動に移せないでいます。
給料も下がる一方ですし、リハビリの転換期なのでしょうね。
ただ、
- セミナー団体乱立してますよね?
- 様々な治療理論、治療テクニックセミナーがいーっぱいありますよね?
- 開業ノウハウセミナー、コミュニケーションがありすぎますよね?
高額な研修費を支払い、様々なセミナーの広告の文字に引き寄せられ、週末は研修会開場に群がるセラピスト達。
安月給の中で財布のお金だけが飛んでいき、「セミナーマニア」「ノウハウコレクター」になっている方々も・・・。
その対象なっているのが、経験年数1年目〜5年目の若手セラピスト達!
自分に自信はなく、やりたいことや将来の明確なビジョンがまだない状態で、振り回されていますよね。
そんな若手セラピストは、今は上の世代の価値観と自分の価値観の狭間に振り回され、どうしていいか分からなくなっているでしょう。
情報過多で情報に左右されていますよね。
あなたはこのままでいい?それとも上を目指す?
- セラピストとして、もっと病院や社会に貢献しないの?
- セラピストとしての自分の将来に「希望」はありますか?
- 病院の中で、必要とされる存在になりたくはないですか?
自分は勉強しているから大丈夫と思っているのであれば、それは相当危険です。
新人もどんどん生まれるし、勉強しているセラピストなんて、あなたの周りに数えられないぐらいいますよ。
いつまでそんなことをやっているのですか?
この負のスパイラルに陥っている療法士は、とてもとても重要な「ある要素」が欠けています。
この状況から抜け出すためには、とても重要なある「要素」を知り、自分のモノにしていく必要があります。
マインドを磨け
病院で働き続けようが、起業して稼ぎたいと思っていようが、
重要なことは、
マインドを磨く
ということです。
この「マインド」が人間の行動力を決定付け、その「行動」が人生を大きく左右するです。
人生を変える「行動力」を決定づけているのは「潜在意識」
人間の行動原理には、「潜在意識」が深く関係します。
人間の意識には、「顕在意識」と「潜在意識」が存在します。
普段自分たちが頭の中で思っていたり、理性的に考えていることは「顕在意識」と呼びます。
しかし、この「顕在意識」は脳の意識のたった5%しかないと言われています。
残りは95%の「潜在意識」の世界が広がっており、無意識の世界なのです。
そして、私たちの行動の根本を決定づけているのがこの「潜在意識」なのです。
この「潜在意識」を塗り替える方法が存在します
その一つが、「考え方」を変えることです。
この「考え方」を変えると、まず「行動」が変わります。
その「行動」を変えると「結果」が変わります。
その結果が変わると、それが自信の根拠となり、また「考え方」が強化されます。
そのようにして、自分の人生の結果を変えていくのです。
考え方→行動→結果
考え方=マインド
そのマインドが潜在意識レベルで変化させることさえ出来れば、どんな時代のどんな状況でも生き抜くことが出来、人生を自分の思い描くように生きていくことが出来るのです。
- 自分の思い描いた所得
- 自分の思い描いた活躍の場
- 自分の思い描いたセラピストとしての人生
あなたも、5年後10年後にリスクや不安しか考えられないセラピスト人生から抜け出しませんか?
もっとやりたいことを実現していって、セラピストとして収入をもっと増やして生きていきませんか?
おじさん作業療法士はマインドを変え、自分の人生を変えて行こうと思います!
長い記事になりました。
今回の記事は、こちらの起業理学療法士の2人のサイトを元にリライトさせていただいています。 ご紹介動画です。大変参考になりました。気になる方はこちらから
⇒ココ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
またお越しください。
最後に応援をお願いします!
にほんブログ村
もう一つ応援をお願いします!
人気ブログランキングへ
LEAVE A REPLY